TDA1552Qは自作アンプの入門に最適な簡単にアンプ回路が組めるICです。
ＮＸＰ社（旧フィリップス）製のパワーアンプＩＣ の中でも特に音質に定評があり、自作アンプの入門用ＩＣとして多くの人を趣味の世界に熱中させた、現在も人気の衰えぬＩＣです。
- 少ない外付け部品
- アンプ回路に必要なIC以外の外付け部品が非常に少なく、安くて比較的簡単に手に入る部品ばかりなので、これから自作アンプ作りを始める方にお勧めです。
- BTL回路（Bridged Transformer Less）
- BTL回路とは、プラスとマイナスの両方の信号を均等に送ることによって通常の約2倍の出力が得られ、低電圧でも高出力が得られることからカーオディオなどで特に多く採用されています。
実際にスピーカーで鳴らした感じも重厚で躍動感のある音を楽しめます。 - 高いリップル除去能力
- 音質に多大な影響を与える電源に残存するリップル（脈流成分）を除去する性能に優れ、一般的な電源でもハイエンドに迫るローノイズな音質を得られます。
- 低・出力オフセット電圧
- 出力時にノイズの原因となるオフセット電圧は理想的には0Ｖですが、実際には入力回路を構成するトランジスタなどによって、どうしても生じてしまいます。
TDA1552Qは出力オフセット電圧が非常に低く、そういった面でも優れたパワーアンプICです。 - ミュート・スタンバイスイッチ付き
- コンデンサなどの充電時間を省略していつでも再開させるこができるミュートスイッチ、電源投入時のポップ音を防止するスタンバイスイッチを電圧調整のみで切り替えることができます。
- NXP（旧フィリップス） TDA1552Q
- http://www.nxp.com/#/pip/pip=[pip=TDA1552Q_CNV_2]|pp=[t=pip,i=TDA1552Q_CNV_2]|
- TDA1552Q データシート
- http://www.nxp.com/documents/data_sheet/TDA1552Q_CNV.pdf
